「個別指導」に通って伸びない
関わり
「個別指導」と呼ばれる塾をいろいろなところで見かけます。
一般に「個別指導」と言われる塾では、
1対2で生徒さんを指導しています。
一人の生徒さんに教えている間はもう一人の生徒さんに課題を取り組ませ、
講師は二人の生徒さんの間を行き来しながら教えるわけです。
一人につきっきりの場合と違い、
関われる時間は半分にはなりますが、
集団指導と比べれば、はるかに多くの時間、
一人の生徒さんに関わることができます。
だから、根強い人気があるのだと思います。
ところが、例えば、それが「1 : 3」になった場合を想像してみてください。
「1 : 2」で時間が2分の1なら、「1 : 3」では、3分の1になるかと言うと、
そうはなりません。
3名の中に本来ならつきっきりで指導を受けたほうが良いと
思われる生徒さんが1名でもいると、
授業がスムーズに進みません。
公平な時間配分で教える事ができず、
他の2名の生徒が割を食うことになります。
そうなると、それはお約束と違ってきます。
さらに「1対4」は…となります。
長瀬ゼミの新規お問い合わせの時に、
そんな「個別指導」塾さんのことをよく聞きます。
塾のその日の講師手配の都合で、
現場では1対○○になっていることがよくあるそうです。
長瀬ゼミは自分で「分かる」「できる」ことに重点をおいた
他に例を見ない密度の濃い指導だと密かに自負しています。
できるだけ自分の力で理解し演習する。
本当に分からないところだけをしっかり個別に質問する。
なので、クラス指導の緊張感がありながら
説明が「分かる」だけの個別指導とはぜんぜん違うのです。
ただ、今まで、勉強について、依存心が強くなる
「個別指導」を今まで受けてきた生徒さんは、
最初は戸惑うかもしれません。
9月か体験に参加してくれた中1の生徒さんが2週間体験したところで
10月からの入塾を早々に決めていただけました。
個別指導ではないのに
自分で「分かる」「できる」勉強に手ごたえを感じていただけたようです。